特別な能力を持ち合わせていないチャッピー、提供している労働力は、およそ世の中で有り余っているものです。
希少性なんて無いのに、毎日お尻を叩かれているわけで。
考えてみると、有り余る労働力をさらに高効率に利用することが、ほんとに善いこと?
洋服タンスには服がいっぱい。食器棚には食器がいっぱい。モノが溢れてこれ以上に収まる余地の無い世の中、「いかに安く作ってたくさん売るか」を競う人がいて、「いかに早く廃棄させるか」に知恵を絞る人がいる。
未来には目を伏せたまま、「大切なのはスピード感よ!」とハイテンションでアクセルを踏み続けないと生き残れない世界で、私たちはけっきょく何と戦っているのでしょう?
・・仕事で自尊心は満たされません(涙)。
今の日本でいちばん希少なのはきっと、「自尊心を満たす機会」です。
人は、希少なもののためにお金を使います。
そして多くの女子が、推しに貢ぐためにお金を稼ぐようになりました。
担当の成長が私の喜び。尊きものへの貢献が、私の生きる意味。
大事なのは伸びしろですよね!貢献する余地が価値の源泉。
「ダメ男と付き合うのはお得」って言う女子が増えてるのも、その延長ですよね。