旺盛な経済活動は、欲望をあおって地球環境破壊を加速させていきます。
それでも私たちは、この暴走列車を止められない。
みんな分かっていても、自分の居場所を得るために、けっきょくはその暴走列車に乗り込む。
それがいちばん楽な選択肢、みんなと同じが安心だから。
そうして私たちは毎朝、会社まで辿りついて来ます。
あたえられた目的だけを追いかけて、不都合な事実から目をそらせていれば、職場は虚無から逃れる居場所になる。
それでもやっぱり上司から、「理不尽に耐えられるようになることが、大人になるということ」なんて価値観を押し付けられるから、「この文明はさっさと滅びるしかないよな」という想いが、速攻で確信に変わりますよね。
そんな大人になるのなら、いっそ何も知らない子どものままで、生きて、死にたい。
もうこの職場に居続けるのも、限界かな。