未来志向で生きていこう

変化を味方にして楽しく豊かな人生を

AI時代のハイスペック人材とロースペック人材

f:id:chachappy:20201206062430p:plain

 オージス総研 セミナー案内より https://www.ogis-ri.co.jp/event/e104817.html

 

野村総研石綿昌平さんによると、DXによってこれから世界は「データに基づいて機械が意思決定を行い、その実現に向けて人間が奔走する世界」に変わっていくのだそうです。

https://www.nri.com/jp/journal/2018/1206

 

最高の果物が自動的に栽培され、最高のお酒が自動的に醸造される、そんな未来像が見えてきたわけですけど、熟練職人の能力をも超えていくテクノロジーは、ほんとうに私たちを幸せにする?・・・なんだか、便利ではあるけれど、つまらない未来にも感じてしまいます。

そうは言ってもテクノロジーの進歩を止めることはできないし、現実を受け止めた上で、「じゃあこの先、私はどう生きようか、未来の居場所をどうやって作ろうか」と、考えるしかありませんよね。

 

ところでチャッピーは、Uターン転職して今いる中小企業に入ったのですが、ここに来て感心したことがあって、それはみんな、「幸せのハードルを下げるスキル」の達人だなって事。どんな状況でも自分にちゃんとOKだせる。人はみんな、生き延びるために何らかのスキルを磨き上げているのですね。

大学を卒業してはじめ私は、大企業に就職しました。上昇志向バリバリの人たちが集まる部署にいたのですけど、思い返せばあそこは逆に「幸せのハードルを下げるスキル」なんて無関心な人たちの集まりだったな、と。

 

「AIに負けないためのスキルをどう身につければいいか」・・当然、上昇志向の高い人ほど真剣に考えています。

一方で今の職場の人たち、(製造部長は例外ですが)もともと人と競い合う気持ちとかほぼないし、勝ち負けとかそもそも気にしてません。職を失ったら、そのときはそのとき、また何か探せばって感じ。すでに会社を辞めさせられて去っていった人たちの中には、職を転々としている人もいるみたいですけど。

 

それでも長い目で見れば、人間が機械に負けていくこれからの時代、「職業スキル」に長けていることで自尊心を保とうとする半端なハイスペック人材よりも、「幸せのハードルを下げるスキル」に長けたロースペック人材(プチスペック人材)のほうが、かえって生き易いのかもしれませんね。

chachappy.hatenablog.com

 

chachappy.hatenablog.com

 

chachappy.hatenablog.com