世の中は変化し続けていますけど、変化をどうとらえるかで、人って、ざっくり三種類に分かれると思います。
一番目は、「世の中の変化には目的があって、変化に貢献することが人生の目的」と考えている人。
そして、「能力が高くて大きな貢献ができる(=ハイスペックな)人間ほど価値ある人間」という価値観を持っています。
貢献するために、視野を広げて自分のスキルを拡大することに意識を集中しています。
二番目は、「世の中の変化の目的とか分からないし気にせずに、移り行く世の中を楽しんで生きよう」と考える人。
こういう人は「バカとかマヌケとかいろいろいるから世の中は楽しい」という価値観。
そして視野は広げずに、目の前の現実をいかに楽しむかに意識を集中しています。
そして三番目は、「世の中の変化の目的は分からないけれど、変化を積極的に見方にして生きよう」と考える人。
こういう人は、視野を広げて変化を予測した上で、自分に合った生き方をすることに意識を集中します。
ところで、私のいる底辺企業の人間などは、きほん二番目です。
だけどチャッピーはというと、三番目なのです。
で、うちの会社って、すでに無理ゲーになってきてますけど、それでも私にとって、一番目の人たちの集団にいるよりは居心地がいいのかも、と思ったりします。
ところで今は、「世の中の変化の目的」がますます見えにくくなって、一番目の人たちも、人生の目標を定めるのが難しくなってきていますよね。
それに加えて、「ハイスペックな人」しかできなかった仕事も、これからどんどん「ハイスペックなAI」が肩代わりしてくれるようになってくるのでしょう。
そんな背景もあって今は、二番目と三番目の人が増えている。
そこで思うのですが、例えば・・
「俺ってロースペックだから」とか言わずに、「俺ってプチスペックだから」って言うと、急に愛おしく思えますよね。これは一つの個性ってことで。
(一番目の人には通用しないかもですが・・)
肝心なのは、呼び方ですよね!