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居場所を作って輝くために、私の名前で選ばれる存在になる

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今の世の中って、顔も名前も見えない労働者として、多くの人が働いています(私も含め)。

類型化された分業で専門性を高めて管理する仕組みが、生産性を高めるからです。

 

chachappy.hatenablog.com

  

一方でこれからの時代、類型化された役割に必要な予測/判断能力は、AIが担うようになっていくと言われていますよね。

つまり自動化の流れの中で人間の役割として残るのは、自動化するよりも費用対効果に勝る部分・・・AI判断の下でのフレキシブルな作業、AI学習に必要なデータ収集、自動ラインのイレギュラ事態への対処・・・そうした仕事が大半となる。

これまでの分業は、「人の成長のために人から人へとスキル伝達する世界」だったわけですけど、AI時代の分業の基本は、「AI成長のために人が仕える世界」です。

 

ところで・・・
「職業人としての成長を通じて人生を意義あるものにする」というライフコースがあって、特に男の人はこれまで、そうした道を選ぶ人が多かったと思います。

ですけど、AI判断の下で行う作業に、そうした意義は見出しにくい。

もちろん今も、成長欲求とか無縁の仕事で生活している人は大勢いるわけですけど、これからは、そんな人がますます増えるのかな?

 

生産性を追求する世界の主役が、人間からAIへと移っていく時代にあって、「今ある職業(=類型化された役割分業)の一つを選び取って成長することで輝く」という仕事観はもう、過去のものになりつつあるのかもしれませんね。

 

これからは「自分の居場所を作って輝く」は、「私の名前で選ばれる存在になる」に等しくなってくるのじゃないかな。けっきょく残るのは、人と人との繋がりですから。

例えば、私の住む地方都市でも、小さなアパレルショップでオリジナルブランドを展開してますけど、店員さんはじめスタッフみんなでモデルになって手作り感のあるカタログを作っている。

そうした世界でないと、「自分の居場所を作って輝く」って感じには、なかなかならないと思うのです。

そしてそんな働き方って逆に、急速に広がっていますよね!!

 

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