私生活のコンテンツ価値を意識している人は、ネット以前ならば、芸能人とか作家とか、特殊な人だけでした。
誰もが情報発信して注目を集めて影響力を拡大できるようになったから、特別なことではなくなりましたよね。
コンテンツ化のためだけのカップルは「ビジネスカップル」と批判されるけれど、いずれにしたって、人はいろんなメリットを考えて選択する。
カップル生活や子育てのコンテンツ価値をどう利用するのかも、人それぞれ。
ところで昔は、野心家の男にとって「美女がトロフィー」・・単純で未熟な世界でした。
男性企業家にしたって、コンテンツマーケティング視線で自分の私生活をデザインしようとか、思わなかった。
美徳とか品格とか言われた時代だから、それでよかったのでしょう。
今の企業は、ファン層拡大を狙って、様々な手で興味を引く情報を発信します。
ビジネスパーソンに求められるのは、目的達成のために、制約を外して最善の施策を講じるコンピテンシー。社会文化的な道具活用の習熟です。
もちろん有能なリーダーは、注目を集めるために自分がやるべきことを知っているし、実行する。
セレブリティが、ネタをつぎつぎ投入してくれる世の中だから、安っぽいコメディー映画よりも、よっぽど展開を楽しめますよね!