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【多様性の尊重】みなが同じルールを守る必要のない未来へ!

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以前のブログに私はこんなことを書きました。
「人は魅力的な物語の力で繋がり合って生きている時に幸せを感じる」。  

chachappy.hatenablog.com

 

ところで、人口も経済も縮んで行きそうなこれからの日本で、魅力的な一つの物語をみんなで共有するのは、難しい気もします。ですけど、あきらめてはダメ!!
テクノロジーの進歩が、ワクワクする未来を見せてくれます!

 

国民一丸となって経済成長を目指していた時代と違い、今の日本は価値観が多様化しています。

価値観がバラバラだと、それぞれに思い描く物語もバラバラになってしまいそう?・・ですが、多様化したからこそ一つに繋がりあえる物語があります。それは「多様性を認め合う社会を目指す物語」です!

成長の限界が見えて共通の目標を見失ってしまった私たち、力強く前進するために、新しい物語の力を信じることって大切ですよね!

 

ところが多様性を認めあえる社会を築くには障害があります。

文化の異なる人々が共に暮らす難しさを、私たちはよく知っています。行為の意味や役割意識が異なる相手とのコミュニケーションの難しさ。相手の意図や期待が読めずに生まれる摩擦とストレス。気持ちよく交流するにはルールが必要だけれど、ルールは分かり易くないと役を果たさない。

だから歴史の中で人はずっと、属性や関係性を大胆にカテゴリー分けして、行為の意味や役割を標準化しようとしてきました。常識という枠組みを作ってきた。

「女は男を立てるもの」とか「料理は女の仕事」とか「キスは恋人になってから」とか・・そんなルールが多数派の利害で出来上がってしまうから、けっか少数派は生きにくくなる。多様性が犠牲になる。

多様性を尊重するには、個別のルール作りに任せばいいのだけれど、常識を持たない相手といちいちルール交渉して、WinWinになる関係を築くのでは大変すぎる。

多様性を認める社会を築くには、こうしたジレンマを克服しないといけません。

 

でも、矢野和男さんが見せてくれるのは、そんなジレンマをAIエージェントが解決してくれる未来です!

人工知能は多様性を生み出すメカニズムである

20世紀までの社会で強かったのは、みなが同じルールを外れずに守るという思想です。多様性を許容し維持するには管理コストがかかり、効率も悪くなると考えられたからです。「みなが同じルールに従うほうがコストも効率もいい」という思想は、いまも私たちのなかに残っています。その発想を変えて、柔軟に多様性を受容する社会にしていかなければなりません。

人工知能について考えるとき、その内部のアルゴリズムのみを一生懸命に掘り下げていても、あるいはデータが大量にあっても、じつはできることは少ない。重要なのは結果の数字のデータ、すなわち "アウトカム(目的)"です。アウトカムが重要であることと、変化や多様性を育むということは、じつは表裏一体の関係にあります。

望ましい結果の数字が得られるならば、その実現手段はその人や会社、置かれた場所の条件に応じて多様に変えてよく、みなが同じルールを守る必要がなくなるからです。

 

AIエージェントがお互いの利害・期待を取り持って交渉の代行をしてくれる。ハッピーに交流するための最適な個別ルール作りを手伝ってくれる。もう、「二人の関係が恋人なのか友達なのか」とかも、気にする必要はありません。カテゴリーとか線引きとか、そもそもいらなくなるから。各々が各々のルールで多種多様な関係を作ってハピネスを追及していく・・それが超スマート社会なのですね!!

20世紀は機械や制度、標準化された働き方といったものに、人間が一律に合わせていくことを強いられる社会でした。人工知能やデータを活用する社会、すなわち超スマート社会はこれと真逆の世界です。人工知能やデータの活用といったテクノロジーは、多様性を生み出し、それぞれの置かれた場所で自分の持ち味や過去の歴史を大いに生かしつつ、花咲かせるようなテクノロジーなのです。

こんな未来をリアルに実感できる日が、早く来るといいですよね!

 

 僕らが憧れた未来予想のその先は
ドキドキするような未来を運ぶかい?

過ぎてきた時代を駆け抜けた彼らの知を
ワクワクするような未来で繋ぐかい?

 塩塚モエカ作詞 「天気予報」より


羊文学 "天気予報"(Official Music Video)

 

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