出典:田舎暮らしの本web https://inaka.tkj.jp/archives/3751/
世の中、いろんな境遇や趣味の人がいるから、ある人の独特な活動とニーズとの合致が、思わぬところで起こります。ソロキャンプを広めた芸人のひろしさんも、本業とはまったく違う分野に大きな鉱脈を掘り当てた一人です。
自分自身もまだ知らない、自分の独特な資質と潜在的なニーズとが合致する鉱脈は、どこかに眠っているのかもしれません。
ところで、「ライフデザインで重要なのは、自分のモチベーションとニーズと合致するところに挑むこと」と言われます。
https://note.designing.jp/n/n009304cb72fa
「自分が何を必要とし、どうなればHappyなのか。一方、世界は何を必要としていて、そのニーズを満たすと世界はどう変わるのかを考える。ここを土台に、問題を定義づけ、アイデアを出し、プロトタイプを作り、テストするのです」
これはつまり、一般的な「自分のモチベーション」と「社会のニーズ」が合致するところに挑むべきということ。DYLはそこで明らかになる「すべきこと」を小さな実践に落とし、すぐに検証を繰り返すデザイン思考的手法を取り込む。
分かるけれど、それってやっぱり向上心や熱量の高い人の考え方でしょ?・・そもそも「合致するところ」なんて有るようには思えないのが、私のような怠惰な人間の実情です。
ですけど、せっかく誰もが自由に情報発信できる時代を生きているわけです。
まずはニーズは度外視して、自分のモチベーション任せでアウトプットしてみよう・・ひょっとして合致する潜在ニーズを掘り起こせるのかも。そんな思いも抱きながらブログを続けてきました。
自分ならではの視点を盛り込もうとするうちに、興味対象がどんどん広がってきたから、モチベーションが途切れなかったし、結果的に飽きっぽい私が、7年近くも続けて来れた・・これは自分でもビックリです!
実のところ、合致する鉱脈を掘り当てられるのか、まだまだ確かな手ごたえはありません。
けれども、それはともかくとして、ブログを続けたことで興味が広がって、世界が面白く感じられるようになった。仕事にもプラスの効果があったし、何より、物事を前向きに考えられるようになった。
それは自分が未来志向に変わったから・・この変化、立派に「成長」と呼べるのじゃない?自分ではそう思っています!
そういうわけで、キャリアに行き詰っている人がいたら、仕事とは別に「まずはニーズを度外視してモチベーション任せで自分ならではのアウトプットをしてみる」、これ、ぜったいお勧めです!!