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世の中をより良くするのは「優秀さ」

 

今、「世の中をより良くする能力に秀でた人」のことを「優秀な人」と呼ぶことにします。

先生たちは子供たちに、「優秀な人」になって欲しいと願って教育します。それは「優秀な人」が、世の中をより良くしてくれると期待するから。

けれども世の中には、「あまり優秀な人は育って欲しくないな」そう考える人もいるかもしれません。・・優秀な若手に自分の仕事が奪われてしまうことを恐れる人です。

でも、そういう人が「子供たちが優秀になると困る」と騒いでも、「世の中が良くなることを妨げる身勝手な意見」と一蹴されそうです。

 

エンジニアたちは、「優秀なAI」を生み出したいと願って開発します。それは「優秀なAI」が、世の中をより良くしてくれると期待するから。

けれども世の中には、「あまり優秀なAIは生まれてきて欲しくないな」そう考える人もいます。・・優秀なAIに自分の仕事が奪われてしまうことを恐れる人です。

でも、そういう人が「AIが優秀になると困る」と騒いでも、それだけでは、「世の中が良くなることを妨げる身勝手な意見」ということになりそうです。

 

大きく違うのは、AIが奪うのは、今の大人の仕事だけでなくて、これから大人になる子供たちの仕事まで、というところ。だとしたら大事なのは、「子供たちがそれをどう思うか」ですよね。

「AIが人間以上にうまくやってくれれば、AI任せにできて人間は楽でいいね」・・そう言ってくれるのなら、別に問題ないのかもしれませんね!