修正テクノロジーの進歩によって完璧なものの価値が薄らいでしまうってこと、歌唱力についても言えると思います。
音程修正ソフト“オートチューン”を使うと、ライブでリアルタイム音程補正までできてしまうそうです。今はまだケロケロボイスになっちゃうらしいけど、将来的にはもっと自然な歌声のままで、できるようになるんじゃないかな。
一方で、音声合成で歌を再現する技術も、どんどん進化していく。
そのうちAIが歌詞の意味まで汲み取って、感情表現まで含めて本物の一流歌手が歌っているのと区別がつかないレベルの歌を、自動的に歌えるようになるんじゃないでしょうか。そんな未来はなんだか味気ないと感じる人も多いと思うけど。それでもテクノロジーの進化は止まらないだろうし。
で、そういう時代がきたら、練習した通りにいつも完璧に歌う歌手の有難味は、やっぱり薄らいできてしまうと思います。
そうなると世の中、どうなっていくのかって話ですが・・
「上手い下手とかじゃなく、その瞬間の感情の高まり、自分自身をさらけ出して表現するのが音楽だ」みたいな風潮が強くなるんじゃないかな?
西洋絵画が、写真の登場後に正確に描写することから離れていったようなことが起こるっていうか。
そう考えると、BELLRING少女ハートみたいな??
・・まあ、そんなわけで、
この流れで「チャッピー」の歌を紹介できる喜び!大好きな曲です!!
BELLRING少女ハート/チャッピー<歌詞付き>(2016.07.15@目黒・鹿鳴館)