死んでから「画家」として有名になったゴッホも、
生きている間に売れた絵は一枚だけだったそうなので、
今の定義なら「ニート」の人生だったんでしょう。
歴史をもっと遡れば、
労働は卑しいものとされていた世の中もあるということだから、
収入には結びつかない活動、今なら消費活動と言われるものにこそ
価値が見いだされていたってことなんでしょうね。
たとえどんなに価値ある活動をしていたとしても、
その価値が認められるのがずっと先のことだったら、
認められるまでは生産活動にはならない。つまりは消費活動になる。
あるいは、どんなに価値ある活動をしていたとしても、
その価値をマネタイズできなければ消費活動。
今の時代、多くの人が直ぐに価値と認められるものを生み出して、
それをお金と交換して生活しようとします。
つまり生活のために生産活動に勤しみます。
逆にその必要のない恵まれた境遇にある人ならば、
今は価値として認められなくても将来には認められる、
そう信じるものを追求したり、
マネタイズできないような価値を提供したり、
そんな生き方も選択肢になります。
消費するだけの生き方に使命感を見出す人もいるでしょう。
あるいはそこまで恵まれていない人にだって、
生活のためお金のために生産活動をしながら、
別にもっと価値あると信じる消費活動に使命感を見出す、
そういう生き方もありますよね。
そう!大切なのはやっぱり使命感!
興味本位を貫くことへの使命感、ぐんぐん高まってきたぞ~!