「多様性を認めあおう」・・よく聞く言葉ですよね。
地球上には様々な思想信条を持った人たちがいるわけだから、
うまく共生していくことは大事なことなのでしょうね。
ところで思うのは、
強い信念を持って、命がけで何かを成し遂げようとしている人が、
自分の信念を全否定して真っ向から対立してくる相手に対して、
「あなたの考え方も尊重します」とかって言えるんだろうか?
「私は命がけでこれを守ります。
ですが命がけでそれを壊そうとするあなたの存在も尊重します」
とかって思えるんだろうか?
そう考えてみると、多様性を認めるってことは、
「世の中に命を賭して成し遂げる、守りぬく価値のあるものなんて何も無い」
って考えるか、あるいは
「人生とは命がけのゲームを楽しむもの。敵がいるからゲームを楽しめる」
って考えるか、どっちかしかない気がするんです。
とりあえずチャッピー自身は、
多様性を認められる人でありたいと思っていますけど、
私の場合は前者で、つまり
「世の中に命を賭して成し遂げる、守りぬく価値のあるものなんて無いし」
とか思っちゃうわけです。
普通に言えば、それってクズですよね。
自分が生き延びる道があるのなら、たとえ国が滅びようが人類が滅びようが、
逃げ出してそっちを選ぶってクズ。
世の中にはいろんな考えの人がいるんだなって、
いつもどこか他人事で冷静に眺めていられるクズ。
ええ、しょせんは興味本位で生きてるだけですから、ね。
自分と対立する考えなんて認められないのが普通で、
認められちゃうとかって、チャランポランなクズだなと・・
自分のことをそう思ってもいます。
その上でチャッピーは、
多様性を認めあえる世の中になるのは悪くないなって思うんですよね。
で、みんながクズになれば、テロだの戦争だのはなくなるんじゃないかと。
逆に
「人生とは命がけのゲームを楽しむもの。」
そんな考えの人が集まった世の中なんて恐ろしくて厭ですよ。チャッピーは。
そういうわけでチャッピーは思います。
「みんなでいっしょにクズになろう!」
・・ってクズの私が言っても、耳を傾ける人なんていないかな?