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【イディオシンクラシー】アートとしてのアイドル

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 アイドルの天才と呼ばれる人がいます。

朝倉みずほさん・・
彼女が天才たる由縁は、世の中で「希少財」と認められている存在になる能力じゃなくて、自らの特異性まるごとを「希少財」と世の中に認めさせてしまう能力なんでしょうね。

 

アーティストは生み出した作品の力で、世の中に新たな価値観を認めさせてしまうわけだけど、アイドルは自らの存在自体の力で、世の中に新たな価値観を認めさせてしまいます。

そう考えると、ある種のアイドルってアートそのものですよね!

 

もっともアート作品と違うのは、生身のアイドルの価値ってやっぱり期間限定ってとこかな?

それでも一人のアイドルの存在がその後の流れに影響を与えていくわけだし、トークンエコノミーとか、これからそういう貢献がきちんと評価されて、報われるようになったらいいですよね。
本人も、そしてそれを応援したファンも!

 

 

“まだできない”・・未熟であることの価値

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実力的にその道のプロとまでは認められていないけれども、
その世界で大活躍して有名になっている人、というのがいますよね。

そういう人のことは「アイドル」と呼んでいいのかもしれません。

 

もちろん、歌や踊りの世界で活躍するのが一般的なアイドルです。

でも、上の定義だと、岸本葉子さん(56歳)とかは
「俳句アイドル」って呼んでもいい気がします。
武井壮さんに負けたことも・・)

そう考えてみると、アイドルは若いうちしか出来ないってことはないですよね!

 

ところで、AIがすごく優秀になって
何でも人間以上の能力でこなしてしまえるようになったとして、
そんな時代になっても、
その価値が微塵も揺らがない知性の持ち主って誰だろう?って考えていたら・・

岸本葉子さんって、最強のポジションじゃない?!

もっとも、こんなポジションにつくのは、普通のアイドルになる以上に、
はるかに難しいでしょうけど。

 


「はらさんの武器」 到達点でなくて変化量で勝負する

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「人より優れている特長を伸ばして、武器にして生きる」
これがノーマルな考え方。それに対して
「人より劣っている特長をあえて武器にして生きる」
こんな考え方をする人って、超ポジティブですよね!

 

そしてそんなポジティブシンキングに勇気付けられるのが、
男女お笑いコンビ、ゆにばーすのはらちゃんです!イェエエエエイ!!

 

一度見たら忘れない個性的なビジュアル。
もっとも、それをお笑いの武器にするのは、目新しい話でもありませんけど・・
なんといっても、彼女のもう一つの顔、それは変身メークと自撮りテク!!
「顔の短所にはカバーテクがあるし、むしろ短所があるほど劇的に変われるんです」と語る彼女、とうとうCanCamのモデルにまでなってしまいました!

 

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「到達点じゃなくて変化量で勝負」これですよね。
短所が大きいからこそギャップがインパクトを生み、価値となる。
・・・そう。こんなふうに考えることができれば、
人生の選択肢はもっともっと広がるはず!

【イディオシンクラシー化】AI時代を生き抜く知恵はチェキに学ぼう!

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テクノロジーが進歩して、そのうち人間の知能をAIが上回ってしまう、そんな未来を人間はどう生きればいいか、なんてちょっと騒がれていますよね。

でも、チャッピーが思うのは・・・
テクノロジーがすごい進歩して「できること」が広がると、人間の存在価値は逆に「できないこと」とか「ダメなとこ」に見出されるようになるんじゃないかな?ってこと。

参考になるのがチェキの例です。

デジカメがすごく進歩して、カメラ任せで誰でもちゃんと撮れて、高画質で加工も自在、圧倒的に便利になりました。

でも昔からあるチェキは逆に、複製できないし画像を加工できないし・・「できないこと」があるから、存在価値を見出されて重宝されています。

 

「私のことを一番よく分かっているのはこのロボット」「私のことを誰よりも大切に思ってくれるのはこのロボット」、やがては高性能な愛玩用ロボットが普及して、たっぷりの愛情と承認とを、誰もがロボットから得られる日が来るのかもしれませんね。

今だってすでに、ロボットと結婚したいっていう人がいるくらいです。 

同性婚の次はAI婚か…ロボットと恋に落ちた仏女性「結婚合法化されたら一緒になる」

 

一方でそういう時代になると、人は人に何を求めるようになるのだろう?・・

人間は、複製できないし、リセットできないし、簡単にはレベルアップしないし、思いのままにいかないし、不器用だし・・ロボットよりも劣っていて不自由なところがミソですよね。

ダメなとこだらけの人間だからこそ生まれる物語があるし、感動がある!

 

そして未来に向かって行く私たち人間は、「まだできないこと」「もうできないこと」「じきにできなくなること」「はなからできないこと」・・それらを価値に変えるしくみを、もっと広げていくことが大事だと思います。

そうして、一人ひとりのダメな部分がその人の個性として、いろんな方法で珍重される
・・そんな未来を想像すると、なんだかワクワクしてきますよね!

 

 

自分らしさの選択:批判者の道、学習者の道

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人間、生きていればみんな、何かしら世の中に対する不満って持ちますよね。

その不満を掬い上げて、「そうだそうだ」って
共感を生む世界観を作れれば、そこには大きな需要があります。

 

「あなたが生きづらいのは世の中の**が悪いから」
・・生きづらさを抱えている人に向き合って、
その原因を特定して批判してくれる人がいる。

そのお陰で、同じ不満を持った人たちが一つの敵に向かって団結できるし、
目的意識を共有してハリのある毎日を送れるようになります。

 

団結の核となる不満が、昔からの状況に対する不満であれば、
「今はこうだけど、これから世の中はこうなるべき、変えていこう!」。
それが変わってきた状況に対する不満であれば、
「最近の世の中はこうだからダメなんだ、昔のよさを取り戻そう!」。

 

世の中を批判してコントロールしていこうと考える人がいる一方で、
不満を抱いてしまう自分の価値観の方を疑って、
自分自身をコントロールして変えていこうと考える人もいますよね。

 

で、けっきょく、私はどんな態度を選べばいいだろう?
・・何が正解かなんて言えないけれど、
いろんな選択肢があるってことを理解して、自分らしさって何かを吟味して、
その上で選び取りたいな!

 

 

【イディオシンクラシー社会】珍重される個性を身につけよう!

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中学時代にサッカーがすごく上手くてみんなの注目集めていた人でも、
サッカーの能力を活かせる仕事に就ける人はほんの一握り。

中学時代にすごく絵が上手くて注目を集めていた人でも、
絵の才能を活かせる仕事に就ける人はほんの一握り。

それに較べて中学時代に勉強ができた人は、
幸いなことに、その能力を活かせる仕事に多くの人が就けます。

少なくとも今までは、就けました。

でも、今まで世の中がそうだったって過去形?

「やるべきことを学んでミス無く効率的にこなせ」
「まじめにこつこつスキルを磨け」
確かにそんな仕事がたくさんあったわけですから。

私だって中学時代はそこそこ勉強は出来る方だったし、
そして今は末端下請けながら、
ある程度は自分の資質を活かせているとは思うけど・・

世の中、そんな仕事はどんどん減ってきているから過当競争になって、
私のような人間の境遇はどんどん厳しくなっているのだと思います (涙)。

 

産業の中心が工業からサービス業になって、
経験や熟練を要する仕事がAIとかに置き換えられていって、
これからますますそういう流れになりますよね。きっと。

狩猟中心の時代、農耕中心の時代、工業中心の時代・・・
時代によって必要とされる能力や資質は当然、違うわけで。

持てる能力を発揮して評価されて収入にも繋がるのなら、
それは幸せなことだけど。

たまたま、ある時代にマッチした資質を持っていたからって、
それだけじゃ時代に取り残されるのも、しかたないことなのでしょう。

 

屈強な身体を持つチカラ自慢の人も、機械化が進むことで、
その資質を活かせる場所は限られてきたのだろうし、
まじめで勉強ができる人も、AI化が進むことで、
その資質を活かせる場所は限られてくる。

 

容姿が良くて社交的でみんなから好かれる人、
ずばぬけた行動力やチャレンジ精神がある人、
あるいは何か突き抜けた能力とか拘りがある人、
そんな人以外は勉強が出来ても活かせる仕事は無いよって時代に、
どんどん突き進んでいますよね。

「人とは違う何か」・・ちゃんとキャラ立ちして注目を集めること、
珍重される個性を身につけないと。ですね!

新しい私に変わるぞー!!

 

chachappy.hatenablog.com

 

個性尊重より個性珍重

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「一人ひとりの個性を尊重しよう」、良く聞く言葉ですけど、どうも嘘っぽく聞こえてしまいますよね。

考えてみます・・

 

尊重するってことは、尊いから重んじるってことです。

そして誰かを「尊い」と思うってことは、そこに「尊い」特徴を見出しているってこと。

そうすると、その反対の特徴を持つ人はどうしたって「卑しい」になってしまう。

真逆だけど、どっちも「尊い」って、矛盾していますよね?

 

かけがえのない命だからみんな尊いっていう考えもあるけど、それなら人も豚もゴキブリも、同じかけがえのない命として尊重されなくちゃ、ってなります。

人の命だけが特別に尊重される理由があるとしたら、やっぱりそこに何か「尊さ」に繋がる特徴を見出す必要があります。

じゃあ、その尊さにつながる特徴は、人であればみんな同じように持っているもの?・・
そんなことありえません!

 

そこで思うんです。

「尊重」じゃなくて「珍重」。
「一人ひとりの個性を珍重しよう」・・これならありじゃないかな?

真逆だけど、どっちも「珍しい」。
人はみんな一人ひとりヘンで珍しい存在。だから、その個性を珍重していこう。
・・うん。これならしっくりきます!!

 

そういうわけで、チャッピー的には、個性は尊重するものじゃなくて、珍重するもの、ですね!

 

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