今日は、恵比寿マスカッツの三代目リーダーとして
スタッフ総意で選ばれたという、希志あいのさんを取り上げます。
唐突ですが、こんな空想をしてみます。
正義感や責任感が強くて、社会への貢献意欲が高い、
ポジティブでみんなからの信望も厚い、
そんな頼れる男子が、ある日、突然、美少女の身体に変身したとしたら??・・
「スゲーよ俺!!せっかく女になったんだし、この恵まれたビジュアルを活かして、身体全部を見せて自分の可能性を追求しよう!世界中の男の期待に応えるぞー!」
こんなふうに考えたとしても、そこには曲がった気持ちとか
下卑た精神とか入り込む余地はいっさいありませんよね。
キシオという男キャラでの活動もしている希志あいのさんは、
こんな例えがしっくりくる男前なサバサバ女子なんだと思います。
ぶりっ子キャラの時もあるけれど、それがいやらしくないのは、
職業人として求められているものに応えようと装っているだけだから。
さとう珠緒さんがTVバラエティー「しくじり先生」で、
「自分は貴重な天然ぶりっ子です」って主張していたけれど、
「逆だよ。あいのちゃんはテンション上げて作っているから、女子からも愛されるんだよ」
って思います。
セクシーも、お笑いも、MCも、いつだって求められているものに応えようと真剣勝負。だから清々しい。
お下劣なギャグをやりっきった後に垣間見せる素の表情とかも、
めちゃ愛おしくなるんですよね。
彼女を見ていると、同じ女として嫌な部分というのを微塵も感じません。
女としての甘えとか驕りみたいなものが一切無いって言うか・・
そして、夜のプライベートもネタにして笑いをとりにいく芸人魂!?
ところで、
「男として生まれて女の身体に変身したのが今の自分」
こんな空想物語に浸ってみることは、誰だってできるんですよね。
こんな風に考えてみると逆に、女としての生き方の選択肢が、
すうっと広がる気がしますよね。