「AV女優、吉沢明歩は、歌が下手だったために誕生した」
これは、彼女のファンの間では有名なエピソードだそうです。
小さいころからアイドルに憧れていた明歩さんでしたが、
歌の才能に恵まれなかったためにその道を諦めて、
AVという世界に飛び込んだのだそうです。
今、人気AV女優の座は、正統派アイドル以上の難関とも言われているのだとか。
厳しいサバイバル世界を勝ち抜いてきた彼女のキャリアを思えば、その裏には、
人並はずれた努力と、強い意志と、卓越したセルフプロデュース力があることは
想像に難くありません。
もちろん世の中には様々な見方があるのでしょうけれど、
女子力の高さと究極のエロス表現とを追求して一時代を築いた彼女のことを
「女子ピラミッドの頂点」と崇拝する女性ファンがたくさんいることも、
うなずける部分はあります。
そうして、自分では苦手意識を持っていた歌を、
それでも聴きたいと願うファンの想いが後押しして、
30代の新人歌手としてソロデビューの夢が実現したのでしょう。
吉沢明歩 - 大人の片想い。(Short ver.) - YouTube
「大人の片想い」というデビュー曲は、自らの実体験を元に作詞されたそうです。
明歩さんの職業に思いを寄せると、その別れはたまらなく切なく美しい・・・
同時に彼女の前向きな強さから、勇気が伝わってきます。
「あなたに誇れる未来を信じて」のフレーズがジーンときますよね。
思えば、歌の実力が無くても歌手として活動できる人は、
正にアイドルなのだと思います。
そして今の日本で、アッキー(明歩さん)ほどアイドルらしいアイドルって、
いないのかもしれませんね。