収束が見えないパンデミックですが、みんなが家の中に閉じこもっているお陰で、温室効果ガスの排出は急減しているそうです。
新型コロナウイルスの影響で、温室効果ガスの排出量が世界的に激減している
ところで、数年前に上海旅行したのですが、高級車がなんか多かった。
「高級車に乗っている人=お金を儲けた人=経済貢献した人=価値ある人」みたいな感覚がまだ強い感じですよね。日本では、そんな風には見られないですけど。
思うのですが、豊かになった日本は、価値観が多様化しているし、特定の価値観の人たちに貢献して儲けた人も、別の価値観の人からは白い眼で見られがちです。
具体的に言えば・・・
パチンコ台はどんどん新台が出ては旧台が廃棄されていて、パチンコしない人から見たら資源の浪費だし、プレイのために電力も浪費。
パチンコ愛好家にとっては尊敬の的の有名プロデューサーも、興味ない人から見れば、「ギャンブル依存症を増やして金を巻き上げて私腹を肥やしたうえに、環境破壊を加速させている」みたいに映ります。
アイドルを推すためのオタ活は、価値観の異なる人たちから見れば、わざわざ飛行機乗って応援に行くとか、どんだけ環境負荷を与えてるんだって話になる。
アイドル愛好家にとっては尊敬の的の有名プロデューサーも、興味ない人から見れば、「年端もいかない少年・少女を商品にしてドルオタから金を巻きあげて私腹を肥やしたうえに、環境破壊を加速させている」みたいに映ります。
アニメで儲けた人、アパレルで儲けた人、スマホアプリで儲けた人、外食産業で儲けた人、・・・、みんな同じことですよね。
もちろん豊かになった日本でも、まだ本当に困っている人はいるけれど、それは障害のある人とかお年寄りとか、お金の無い人たちなので、そういう人たちを手助けして社会貢献していても、お金持ちにはなりません。
つまり、金持ちには尊敬の眼差しよりもずっと多くの軽蔑の眼差しが向けられる。
公共の場で金持ちであることをアピールするのは、デメリットの方が大きいし、わざわざ冷たい視線を浴びながら高級車を乗り回す人は、キラキラ女子と遊んでいるおじさまとか、特殊なマニアくらいです。
一方で、インテリアとか家の中のものにこだわって、SNSを通じて自分の世界観を発信すれば、同じ価値観の人たちの共感を得て繋がることができます。
セルフブランディングは人生を豊かにする上で重要な要素ですよね。
そんなわけで今の日本では、家の中のものにお金をかける方がデメリット小さいし、主流になっているのでしょうね。