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尊みがヤバいマジ無理しんどい!

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出典 

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世の中は豊かになって、生きる上での様々な制約が取り払われてきました。

お金の力で手に入るものが広がって、便利な時代になりました。

けれども、お金を出せば何でも手軽に手に入るようになるほどに、遠ざかっていくものもあって、それは尊さです。

 

例えば、男たちが狩りをして食料を確保していた狩猟時代であれば、命を顧みず勇敢に狩りをする態度が、尊いものとして賞賛されたのでしょう。

でも豊かな社会では、お金さえ出せば簡単に食料を手に入れることができます。

今の日本で、命がけで食料を得ている人がいるとしたら、それは哀れで惨めな人。

つまり、豊かになることで、「命がけの勇敢な採食行動」の尊さは失われました。

 

子育てが母親の大変な自己犠牲なくしては出来ないものであった時代には、献身的な母親の態度が尊いものとして賞賛されました。

でも子育てサービスによって、お金さえ出せば手軽に子育て出来るようになると、お金が無くて自由を奪われてしまう母親は、自分を哀れで惨めな人だと感じるようになってくる。周囲もそういう眼で見るようになってきます。

つまり豊かになることで、「自己犠牲の上に成り立つ献身的な子育て」の尊さは失われていきます。

 

昔はムラの一員としてみんなが尊い役割を担っていたのでしょうけれど、豊かな社会では、尊い役割を担っている人は一握り。大抵の人は、別に自分でなくてもいい仕事に就くことになります。

 

そしてテクノロジーは進歩して、尊いと言われている役割も機械がこなしてくれるようになって、尊さはますます得がたいものになっていきます。

そんな時代だから「尊い世界観」を与えてくれるコンテンツは、何より大切なんですよね!

 

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