ゲーム業界では、プレイヤーを熱中させる様々な仕掛けが生み出されて洗練されてきました。みんながゲームに夢中になるのは、のめり込んでしまうような仕掛けが周到にデザインされているから。
そしてゲーム作りで磨き上げられた方法論は、様々な分野へと応用展開する取り組みがされていて、ゲーミフィケーションと呼ばれています。
顧客にお金を使わせる仕掛けを考えるのがマーケティングで、組織人が仕事にハマる仕掛けを考えるのがマネジメント。どちらも、目標達成のために人々を都合よくコントロールする方法論です。
そして多くの人が、誰かが考え出したゲームに熱中しています。もちろんそのゲームに適正があって輝いている人はいて、それで人生楽しめている人は幸せな人。誰も楽しめないゲームでは、流行るわけもありません。
一方で、少数派なのでしょうが、誰かが考え出したゲームには今一つ没頭できないタイプ、というのがいて、チャッピーはそういう少数派なのだと自覚しています。目の前にニンジンをぶら下げられると、かえって白けてしまうアマノジャクなんですよね。
なので、自分を楽しませるためにいつも、自分自身でいちいちゲーム化して楽しまないといけない。やりたくない仕事は「お願いゲーム」とか「太鼓持ちゲーム」とか「謝罪ゲーム」とか・・自分の中でゲームを作って、それ自体を楽しむようにモチベーションを保っています。けっこう面倒なのですけど。
ところで・・・
誰かが考え出したゲームにハマっていて、むしろ辛そうに見える人もいます。そういう人を見ると、「プレイするゲームを替えた方がよくない?」と心の中では、思います。
「私にマッチするゲームはどこにあるだろ?」とキョロキョロ探すのも、一つの手。ですけど、自分を楽しませるためのオリジナルなゲームを、自分自身で考えだすのも、一つの選択肢です。誰かの都合で考え出されたゲームをプレイするのではなくて、自分の都合で考え出されたゲームをプレイするライフハックです。
チャッピーの場合、一つは「ヒトの生態研究ゲーム」。
ですが本当は、それとは別に、仕事で大きな目標に向かっていくストーリーがあればいいな、と思っています。今はまだそのストーリーを思案中ですけど。
いずれにせよ、熱中できるゲーム作りのために、ゲーミフィケーションの勉強は役立ちますよ!
トリプルファイヤー "スキルアップ"(Official Music Video)