「レンタルなんもしない人」の新しさは、ユーザー自らがインサイトを発掘するポジティブスパイラルを生み出したってことだと思います。
「**することもできない、しょうもない人間(モノ)、あなたならどう使う?」とお題をSNSで発信する。
→お題を受け取った人は面白い活用方法を考えだす。
→活用体験がコンテンツとなって拡散される。
→それがヒントになってさらに進化した活用法が考えだされる。
合わせて、提供側も需要にマッチするように独自進化する。
こうして「使えない」と思われていたしょうもない人(モノ)の活用が、
コンテンツとして共有されながら、どんどん進みます。
これは、顕在化していなかった需要を掘り起こす事になります。
インサイトを掘り起こすこと。
つまり、提供者がインサイトを掘り起こそうと知恵を絞るのではなくて、
需要者側にインサイトを自ら発掘するよう促す、というマーケティング手法。
未利用資源が開発されて希少資源へと変換されていく、価値共創ですよね!
追従者が単独でバズらせるのはハードル高いので、
大喜利マーケティング用のプラットフォームも、需要がありそうですよね。