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人間にとって大事なのは共通のネタ作り

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何か新しい事にトライしようかどうか考える時って、たいていは二つの視点で考えますよね。

一つはそれがうまくいく確率はどうかとか、得るものと費やす労力やお金はどうなのかとか・・・自分にとっての合理的な損得計算。

 

もう一つは、成功するにせよ失敗するにせよ、その挑戦が感動や同情を誘ったり、面白かったりして、人の興味を集めるものかどうか・・・平たく言えば、みんなの共通のネタ作り、ですね。

極端なところでは、たぶん嘘なんだろうと思っても、あえて騙されてみようとか、そういうのがあります。

 

大勢の注目を集めることが重要なソーシャル時代になって、ネタ作りの重要性がぐっと高まったと言われますよね。

動画や言葉で経験したことを個人が発信できる時代、それが影響力とか信用力とかに繋がるのだから当然なのかもしれません。

つまりは「無謀だ」「浅はかだ」と言われようが、新しいことにどんどん挑戦する人が重視される時代になったのだ、と。

 

でも最近、チャッピーはこうも思うんです。
人間の営みって昔から、共通のネタ作りが重要だったんじゃないのかなって。
退屈や虚無を遠ざけることが何より大事で、それが歴史を形作ってきたんじゃないか。

戦国時代のお城とか見ても、威厳とか美しさが大事。戦があるお陰で武士たちは胸が躍り腕が鳴ったのでしょう。

どう見ても実用性とか合理性とかとは違う理屈で出来上がっていますよね、お城って。

現代の価値観で見てしまうと、殺し合いとか野蛮だ、残酷だ、悲惨な時代だってなってしまうけど。

 

ところで・・

国民一丸となって経済発展を目指した時代とかはむしろ特殊で、たまたま明確な目標が目の前にあったから、合理性を追い求めることが、退屈や虚無を遠ざけることに繋がっていたのじゃないのじゃないかな?

 

chachappy.hatenablog.com