未来志向で生きていこう

変化を味方にして楽しく豊かな人生を

社会的地位にこだわる人、こだわらない人

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昔は多くの人が、権威あるブランドを使って「自分は特別な存在だ」って、価値を示そうとしていたのだと思います。

 

会社員なら「有名企業の**長」という会社ブランドがあったし、お受験ママが手に入れたかったのは「有名校に通う子供の母親」という学校ブランド。

あとは「ブランド品のバッグを持ってる自分」みたいな持ち物ブランド。

もうちょっと特別な存在になりたい人には、「**主義者」っていう思想ブランドもありました。

 

ところで今の時代に意識されるのは、パーソナルブランディングです。

 

思うのですが、ほんとは昔から、みんな自分ブランドで生きたかったのでしょう。

でもメディアの限られていた時代にそれができる人って、作家とかデザイナーとか芸能人とか、ごくごく限られた人だけでした。

だからネット社会になって誰もが情報発信して、自分を自由にブランディングできるようになると、自分の価値を示す手段としての、権威の魅力も一気に薄れるわけです。

 

もっともこんな変化の激しい時代、だからこそ、権威あるブランド価値に頼りたいって気持ちも分からなくはありません。

ただ、社会的地位とかにこだわる人が古臭く見えてしまうのは、しかたのないことなのでしょうね。