ドラッカー先生によると、イノベーションとは、「現在無価値であるモノの価値を世界に認めさせる事」で、19世紀最大のイノベーターは、看護の価値を世界に認めさせたナイチンゲールなのだそうです。
人は、自分の行為について社会からの承認を求めます。社会はその承認関係の網の目を成している。
でも時に人の行為が、その承認の網の目の方を作り変えてしまうことがある。
今まで無意味と思われていたものの意味が認められて、結果としてイノベーションが起きて世界は変わります。
つまり、世界を変えるモノとは、今はまだ軽んじられているモノでなければいけないってこと。
ところで思うのですが、イノベーションの推進力って、新しい価値を生み出してお金に換えていこうとする人だけのもの?
今までは、企業家の信念や使命感が主な推進力だったのかもしれない。
でもこれからのイノベーションは、お金を払ってまでそこに参加しようとする支援者の熱狂が、大きな推進力になるはず。
なぜ?・・それが最高にエキサイティングなゲームだと、多くの人が気付いたから。
何かを価値ある「本物」とジャッジして、別の何かをつまらない「まがい物」とジャッジして、そうやって「私はモノサシが分かっている」「本物を見る目が私にはある」そう自慢しても、得られるのはひと時の安心だけ。世界は何も変わりません。
「つまらない、下らない、ダサい」そう言われるものになぜか魅了される自分がいるとしたら、そこにこそ世界を変えていく推進力が眠っている。
最大に魅力を語って、最大の意味づけをして、最大の価値を与えよう。
一人の力は小さくても、その力が集まって大きなうねりとなって、やがて世界に新しい価値観を認めさせることができれば、それはこの世界の何かが変わったということ。
そう、世界は変えていける。自分を信じよう。
「まがい物」に未来を託そう!!
さあ、新しいゲームを始めよう!!
歌で世界は変わらないなんて そろそろ言ってる場合じゃない!!
ゆるめるモ!(You'll Melt More!)『ミュージック 3、4分で終わっちまうよね』(Live Music Video)