「一発屋」と呼ばれて、
地上波バラエティではほとんど見なくなった芸人さんが、
実は今でもけっこう稼いでいたりするってことあるんですよね。
誰もが知ってるようなブレイクしたネタって、
本来のお笑いネタとしては飽きられてしまった後でも、
CMで大きな利用価値があったりする。
「ゲッツ!」とか「****はじめました~」とか・・
形のないコンテンツっていうのは、
その価値がどこで再発見されて再利用されるか分からない。
それは費やされて消えてしまうものではなくて、
人々の記憶の中に生き続けているものだから。
むしろ金銭的には、再利用価値の方が大きかったりもする。
だけど世の中、「消費されるコンテンツ」とか「消費される芸人」
とかの言い回しが大好物です。
「いっときもてはやされるだけの下らないもの」
みんなそう見下したい?
「消費する」なんてネガティブで虚しい表現が、
どうして使われるようになったのだろ?・・
その理由を考えてみたのですが、
私たちってどこかに「費やされるもの」を見つけては
「下らないもの」とジャッジして安心しているのかもしれませんね!