「一人ひとりの個性を尊重しよう」、良く聞く言葉ですけど、どうも嘘っぽく聞こえてしまいますよね。
考えてみます・・
尊重するってことは、尊いから重んじるってことです。
そして誰かを「尊い」と思うってことは、そこに「尊い」特徴を見出しているってこと。
そうすると、その反対の特徴を持つ人はどうしたって「卑しい」になってしまう。
真逆だけど、どっちも「尊い」って、矛盾していますよね?
かけがえのない命だからみんな尊いっていう考えもあるけど、それなら人も豚もゴキブリも、同じかけがえのない命として尊重されなくちゃ、ってなります。
人の命だけが特別に尊重される理由があるとしたら、やっぱりそこに何か「尊さ」に繋がる特徴を見出す必要があります。
じゃあ、その尊さにつながる特徴は、人であればみんな同じように持っているもの?・・
そんなことありえません!
そこで思うんです。
「尊重」じゃなくて「珍重」。
「一人ひとりの個性を珍重しよう」・・これならありじゃないかな?
真逆だけど、どっちも「珍しい」。
人はみんな一人ひとりヘンで珍しい存在。だから、その個性を珍重していこう。
・・うん。これならしっくりきます!!
そういうわけで、チャッピー的には、個性は尊重するものじゃなくて、珍重するもの、ですね!