社会の常識が変わる、秩序が変わるって事は、今までの秩序の中で既得権益を得ていた人にとっては脅威になります。だからそこには必ず反発があるのでしょう。
「女は貞淑で一人の男に従順に尽くすもの」そんな古い女性像があって、その秩序の中で既得権益を得てきた人たちがいる一方で、性的な資産を市場で活かして生きる女性たちは差別され、排除されてきた時代が続いてきました。
固定的な女性像を壊して、「こういう生き方だってありだろ!」って、女性の前向きな生き方の選択肢を広げようと闘ってきた人たちは、過去にも沢山いたのだと想います。けれどもそんな女性たちも「アウトサイダー」「逸脱者」とひとくくりにされて、壁の向こう側の存在とされてきた。荒んだ「裏の世界」と、実りある「表の世界」、二つの世界が壁で隔てられているのが、この社会の建前だったのでしょう。
けれどもネットの時代にはそんな虚構の壁も崩れ、ボーダーレス化が進みます。
「裏の世界」の人たちの生の声に誰もが接することができるようになると、そこが荒んでいるばかりの世界ではないことが伝わるようになりました。
「裏の世界」の人も「表の世界」の人も、同じようにいろんな趣味を楽しんでいるし、趣味の世界の交流は表裏の壁を越えて進みます。
そんな時代変化の節目に登場し、活躍したのが初代恵比寿マスカッツですよね!
彼女たちが幅広い人気を集め、そして5年間も番組が続いたのも、メンバーそれぞれが個性を放ちながら、女性として人として、とっても魅力的で輝いていたから。
いままで日陰者とされてきた人たちだって、まっすぐに生きているならばスポットライトの当たる場所に立ってみんなに感動を与え、勇気を与えることができる・・
彼女たちの頑張りは私たちにそう教えてくれました!!!
そしてその意志を引き継いで再結成された二代目恵比寿マスカッツ。彼女たちもまた、女性が女性として授かった武器を最大限に活かして実り豊かな人生を創り上げられる、そんな未来を笑顔で切り開いていっているのですよね!!
感動だけが人の心を撃ち抜ける。
感動には「心の壁」を打ち壊す力がある。「人」を動かす力がある。
感動には「社会の壁」を打ち壊し「世界」を変え「未来」を変える力がある。