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現代アートとハンディキャップ原理

チ○コの歌に感動したところで、思い浮かんだアート作品があります。
村上隆さんのマイ・ロンサム・カーボーイというフィギュア・・・
この作品は2008年のオークションで16億円で落札されたのだそうです!

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もっとも初めて見たときは、
「ただでもいらない。飾りたくないし、しまっておくにもでかすぎるし」
って思っちゃった代物なわけですが。

もちろん、私のように、そのマーケットとは無縁の素人が何を言おうが、その価値は微塵も揺るぎませんよね。

「富も名声も何もかも手に入れた成功者が、それでもまだあり余るお金をどう使いたいと思うか」
この作品は、そんな大富豪の気持ちに寄り添って、考え抜いた結果として作り出されたものなんでしょうね。

そんなのって想像もつかない別世界の話なわけですけど。。
これに16億円を払う行動・・・
これってハンディキャップ原理で、説明つくのかな?ふと、そんな考えが浮かびました。

「こんな無駄に大きくて悪趣味に見えるものに大金を払えるほどに、私の価値を見抜く審美眼は確かなものだ」・・購入行動がアートの価値を決める権威としてのシグナルになる。それによって、世界はその権威の前にひれ伏す・・・みたいな。

何にしても、村上隆さんと同じ日本人として、とっても誇らしいですよね。

 

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