未来志向で生きていこう

変化を味方にして楽しく豊かな人生を

【回れ回れメリーゴーランド】愛すべきオヤジキャラ

世の中って、次々とどこかで新しい価値観の種が生まれてきては育ち、
やがて全体に広まって行く。そうやって変化し続けるものですよね。

新しい価値観で評価されているものを古い価値観で評価してみたところで、
つまらないものにしか見えない。で、何か新しいものが人気を博してくると、
「**の二番煎じ、子供だましの紛い物」
みたいに貶す人ってちゃんと出てきます。
価値の本質がどこにあるのか見えないですから。

そういう人って古い価値観にしがみついていることを自慢するキャラ、
時代変化についていけないオヤジキャラなわけですけど・・
そんなお約束のおマヌケキャラって、
世の中を楽しくするにはやっぱり欠かせないし、愛おしいですよね!

欲しがりません 後は 全て飲み込んで行こうぜ

 


BiSH / GiANT KiLLERS[NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL “REVOLUTiONS” @ 幕張メッセイベントホール]

chachappy.hatenablog.com

 

nerveとダンシングヒーロー盆踊り

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ライブアイドル文化のアンセムのようになっている曲がBiSのnerveですけど、YouTube見ていたら、海の向こうのインドネシアとかでも、この曲って結構使われて盛り上がってるんですね! 


Momiji Velvet - Nerve (BiS Cover) at Jogja Idol Festival 2016

 

ところで、今朝テレビで見て知ったのですが、J-POPに合わせて盆踊りを踊るのが最近、広まってきているんだとか。なかでも盛り上がるのが、ダンシングヒーローだそうです。

 


国内最大規模のダンシングヒーロー盆踊り!おん祭MINOKAMO夏の陣2017

 

これ見たら、インドネシアでnerveで盛り上がっているシーンを思い出しました。意外とやってることってそんなに変わらないんだなって。さすがに盆踊りの方が動きが控えめだし、エビ反りダンスは浴衣でやるには激しすぎかもですが。

  

すごく可愛いってわけでもなければ、歌も踊りも素人みたいなアイドルたちがステージに立ち、それでオタクたちが盛り上がる・・そんな世界って、特殊な嗜好を持った人たちの特殊な世界って思っていましたけど。これ、お祭りと思えば、特別な話でもなんでもないんですよね。盆踊りの櫓の上の踊り子が、特別な技量や容姿の持ち主である必要なんて無いわけだし。ビートにのってみんなで楽しく踊れば最高にピースフル、そんな感情はきっと万国共通ですよね!

 

ちょっと見慣れないものを前にすると、人は偏見の目で見てしまうけど、それで遠ざけてしまうのって、なんだか損ですよね。

ライバルから学んで競争環境を勝ち抜けよう!

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世の中には、接触系アイドルや、そのアイドルオタクを蔑む女性っているのですよね。
 

そういう人たちにとっては、アイドルは「大人たちに洗脳されて、金儲けに利用され搾取されている存在」ってことになって、そこにお金をつぎ込んでいるドルオタたちは「自分より弱いものに支配欲を向けて自尊心を保っている弱者・人生負け組み」ってことになるみたいですね。

 
女性アイドルって、結婚して安定を得たい女性にとっては、男性の経済力を奪い合う「商売敵」ってことになるから、敵視する人がいるのもある意味、しかたないのかな?とも思います。

でも冷静に考えてみれば、「商売敵」を貶す醜い行動に走ったところで、「切羽詰まって必死だな」って思われて、かえって自分たちのイメージダウンを加速するだけ。世の中の変化に取り残されるだけです。


ふつうの商売競争に置き換えてみれば分かります。たとえば・・
サイゼリヤの料理なんてイタリア料理とは呼べないね。あんな低級な料理を食べてるのは人生負け組み」とか必死で貶しているイタリア料理店のシェフがもしも居たとして、そんな人の店に行きたいとは、ふつう思わないでしょう。

 まあ、かく言うチャッピーも、ちょっと前までは、地下アイドルとドルオタの世界とかって、なんか気持ち悪いって遠ざけていたんですけど (汗) 。

 
競争環境で自分の利益を守るためには、自分にとって都合のいい世界観にしがみ付いているだけじゃダメ。

ライバルが人々を魅了するのはなぜなのか、その鍵を研究して、そこから謙虚に学びとりたいですよね!

そして、「結婚とはパートナーにとっての特別なアイドルになること」そんなふうに考えてみると、アイドルの見方も変わってきますよね!!

 

   

人生には魅力的な物語が必要

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「他人の人生に自分の人生をのっける」
・・・そのことについて、さらに考えてみます。

 

アイドルファンはアイドルの成長物語に自分の人生をのっけます。

人々がアイドルに夢中になるのは、そこに自分の人生を乗っけることで、毎日を魅力的な物語で彩れるから。

夢も目標も無くて、漠然と繰り返す日々と向き合っているだけじゃ、やっぱり面白くない。きつい。
 

多くの人は将来を選択する時に悩みますよね。
「繰り返す日常と向き合うだけじゃきつい」
「だけど、生活の保証が何も無い中、夢を追いかけるのもきつい」

 

ところで、話は飛びますけど、「愛を誓い合った二人が一生を添い遂げる」、そんな当たり前と思われてきたような、結婚という制度の中で生きる生き方も、今では手に入れがたいものになってきていると感じます。

二人で力を合わせて豊かな家庭を築いていく、それが豊かな社会を築いていくことに繋がっていく、一人ひとりが目の前の現実としっかり向き合って頑張っていれば、明るい未来が待っている・・
そんな成長物語が描きにくくなっていることも、一つの理由だと思います。

 

ならば、今の時代に、二人の繋がりを魅力あるものにするカタチってどんなだろ?・・

アイドルとファンとの関係になぞらえて考えてみると、一人が現実と向き合いつつも、もう一人が夢を追いかける、そんなカップルのあり方って、一つの答えになるんだろうと思うんです!

たとえば・・・
旦那さまに会社でしっかりと給料を稼いできてもらいながら、自分は主婦として経済的に余裕のある暮らしを送りつつ、カリスマ料理研究家とかカリスマハンドメイド作家とかを目指して夢を追い求める・・

そんな二人の共同生活ならば、旦那さまも妻の夢に自分の人生を乗っけることで、
毎日を魅力的な物語で彩れるわけですよね!!
 

もちろん、支えてくれているファンへの感謝の気持ちをアイドルが決して忘れないように、そして夢に向かって努力することを欠かさないように、旦那さまへの感謝の気持ちや努力は絶対!

言ってみれば、「旦那さまだけの特別なアイドルになる!」って感じです。

 

二人が力を合わせて魅力的な物語を紡いでいけるならば、それは二人の絆を強くてかけがえの無いものにしますよね!! 

 

 

月曜日の朝、スカートを切られた~KNAVE

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欅坂46の「月曜日の朝、スカートを切られた」ですが、

普通のアイドルソングとは一線を画するシリアスな表現が物議を醸していますね。

「無視された社会の隅に存在する孤独」

「誰もが何かを切られながら生きている」

MVをみた後には何とも言えぬ、やり場のない息苦しさが・・

 

サイレントマジョリティー」へと続けて

気持ちを奮い立たせるのが本筋ではあるんでしょうけど・・

 

チャッピーは、この歌を聴いてすぐにBiSHのこの歌を思い出しました。

・・・「KNAVE」です。

 

人が生きていくのに傷つけ合ってしまうのは仕方ないのかもしれないけど

せめて傷跡の残らないナイフだったらいいな・・

そんなモモカンさんの優しさ、そしてBiSHメンバーみんなの優しさが沁みる・・

2曲の動画を続けてみるとウルウルきます。

 

BiSHってパンクでイカれてるんだけど、その一番の魅力って、

遠くから見守ってくれるような、上っ面でない優しさだと思うんですよね。


【BiSH】「KNAVE」BOMBER-E LIVE

  

【Nothing.】夢想家で行こう

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上西議員がサッカーファンに対して、

「他人に自分の人生のっけてんじゃねよ」発言で炎上しましたけど・・

言うまでもなく、

チャッピーはいつも他人に自分の人生のっけたいタイプです(笑)。

 

そんなわけで最近はBiSHが、わがアイドル!(気が多いけど)

 

ところで、ですが・・

アイドルファンはアイドルに自分の人生のっけますけど、

この曲を聴いてふと思ったんです。

逆にファンに自分の人生のっけるのが、

最高のアイドルなのかな?

 

ファンはアイドルの人生を最高の物語で輝かせるために

「何ができるかな」って考えて、

アイドルはファンの人生を最高の物語で輝かせるために

「何ができるかな」って考える。

 

“FINAL DANCE 放たれて始まる景色の先を見ていたいだけ”


BiSH / Nothing.[OFFICIAL VIDEO]

 

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ヒーローの時代からアイドルの時代へ

突然ですが、「何かを崇めて救済されたい」って気持ち、ありますよね。

 

ところで、

世の中というのがどんどん良くなっていって、

進歩していくと思われていた時代には、

進むべき方向を指し示して、立ちはだかる敵と戦うヒーローが、

カリスマとして崇められたんでしょう。

 

だけど今の日本とかは、そうじゃないと思うんです。

きっと戦うべき明確な敵はあらかたもう倒されてしまっていて、

なんだかみんなの敵って、

どこにいるのかも分からない世の中になっている気がします。

 

現実の世界にはもう、ヒーローは生まれてこないのかもしれない。

でもやっぱり「何かを崇めたい」って気持ちはあって・・

みんなのそんな思いが、戯れに崇める存在を求めて、

アイドルを作り上げていくんだと思うんです。

 

崇めるに値する眩しい存在だから崇められるってわけじゃなくて、

崇められることで崇めるに値する眩しい存在になる

・・・それってとっても健全ですよね! 

 

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